Vilinius, Lithuania
リトアニア最後の1日。ヨアナがおすすめしてくれたベーカリーでブランチにすることにした。カナダ人女性がオーナーの素敵な場所。地元の方が次々と訪れる。小さな店内は予約でいっぱい。パンの購入だけの人も多い。飼い主さんと一緒に待っている犬にはお店の方がお水を出してあげている。流れの良い空間に響く雑多な音が映画のシーンのようで心地よく(実際に”恋する惑星”フェイウォンの夢中人が流れてきた)、この旅でタリンに次いで2ヶ所目の特に記憶に残る参考にしたいお店。7種くらいあったブランチメニューから2種選んだ。持ち帰りのパンも購入。
最後の街歩き。
Lithuanian forest
Fright: Vilinius – Stockholm
翌朝、この旅では初めての列車移動で空港へ向かう。ストックホルムまで飛行機で1時間半。最後の1泊。宿に荷物を置いて街を歩いていたら2重の虹。あまりに突然目の前に現れた虹に驚きながらも嬉しくて、根元を探して急いで歩く。
始まりから終わりまで、美しい自然と人工物が絶え間なく現れてくれて何度も心も魂も震えた。
長いフライトの末にようやく日本に辿り着いた時、上空から見えた山の連なりが本当に美しかった。2020年以降はいつ旅に出られるのか分からなくなったけれど、今のところは満足している。そして、いつか行くことになれば新しい閃きがやってくると思う。
2019.9.25 大阪出発 − 10.9 帰国
text & photo by Hisayo