2021-10-04

バルトの旅 2019 ⑧

a day trip to Druskininkai,Trakai from Vilinius

ヴィリニュスでレンタカーを借りて、べラルーシとの国境近くにある南西部のドルスキニンカイという町に向かった。
目的は帰国後に開催予定のMORNING BARMANEで青木さんに使ってもらえる自然の音源があればと探しに出掛けた。

曇り空の中、不思議な美しさを感じた水辺。“森ばっかり行ってたな”と帰国後に友人から言われたくらい、確かに森をあちこち歩いた記憶は未だに足元の感覚も視覚も音も身体に残っている。

嘘みたいなツルツル赤いキノコ。ドルスキニンカイの町から色々なエリアに車を走らせて入れそうなところがあれば降りて歩いてみた。どんな場所でもだけど、特にあまり人が立ち入らないような自然の中に入る前には必ず”先にご挨拶する”と決めていて、ある場所でも同じように挨拶をしたら太陽が少しの間、顔を出してくれた。

ヴィリニュスに戻る前にトラカイに寄った。道中に虹を見つけて嬉しい。
レンタカー返却の時間が近づき滞在は30分もなかったけど、湖のほとりで水面の美しさにしばらく見惚れていた。名物のキビナイというミートパイ。

なんとか急いでヴィリニュスに着いて車を返却しに行ったら、事務所は閉まっていてチェックもなく駐車スペースに車を戻しキーはポストにイン。簡単に終わった。疲れた夜は地下に降りる穴蔵みたいなバーでお姉さんおすすめのクラフトビールを飲んだ。その後はビーガンのお店で夕食。真横がソーセージ専門のお店。ヴィリニュスには小さい規模で多様性を感じる飲食店が詰まっていて夜道を歩くのが楽しかった。

さて、明日は約束の日。

text & photo by Hisayo & Masaaki (Trakai)

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